使える言語は英語だけ 小山台小で体験型授業
小山台小学校(南谷寿子校長)で8月29日、児童が英語に親しむ授業「小山台英語村」が行われた。
これは、横浜市が2010年度から市立小学校全345校で実施している「横浜国際コミュニケーション活動」の一環として始まったもの。昨年度までは市内数カ所の会場に参加を希望した児童が集まって実施していたが、今年度からは希望した学校ごとに開催している。今年度は市内8校で行われ、横浜南部地域では同校と金沢区の能見台小学校の2校で実施された。
同校では5、6年生の児童53人が参加。手作りのパスポートを持って入村手続きをした後、動物の足跡から名前を当てるゲームやレストランでメニューを尋ねたり、注文したりする日常生活の体験、アニメ「ワンピース」のワンシーンを演じ、役になりきって、自己紹介やセリフを言うなどの3つのアトラクションに英語だけを使い、取り組んだ。始めは恥ずかしがる児童もいたが、AETの指導を受けながら一生懸命英語で話そうとしていた。児童は「英語の勉強になった。またこういう機会があるといいな」「初めてでドキドキしたけど、楽しかった」「(レストランで)難しい注文をするのが楽しかった」と感想を話した。
同校では、児童が日ごろから英語の授業を楽しんでいるため、「より発展的な活動を」と、今回の企画を実施したという。村長として登場した南谷校長は「子どもたちが自然に英語に関われる場になった。こういった環境づくりが大切だと思う」と話していた。
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