運動会でふれあいを 障害者と中学生が交流
今年で19回目となる「さかえ・ふれあい運動会」が10月12日に、桂台中学校で行われた。主催はさかえ・ふれあい交流事業実行委員会。
障害のある人と中学生が運動会の競技や音楽などを一緒に楽しんで交流する同イベント。今年は区内の中学生約200人、12施設から障害のある人や介助者、ボランティアなど合計約650人が集まった。
運動会競技では玉入れや30mと50mのふれあい競争、大玉運び、パン食い競争などを実施。赤白2組に分かれて行った玉入れでは、お互い譲らず1勝1敗の引き分けだった。また、ふれあい競争では子どもから高齢者まで多くの人が参加。観衆の応援を受けながら、一生懸命走っていた。
そのほかにも、桂台中学校吹奏楽部が、TVドラマ「あまちゃん」のテーマなどを演奏して会場を盛り上げ、和太鼓「昇龍」も出演した。参加者は音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして楽しみながら交流を深めていた。
主催者は「中学生が障害のある人たちと触れ合うきっかけの場になる。相互理解して、助け合ってほしい」と話した。
|
|
|
|
|