凶悪事件への対応を確認 警察、消防、バス会社が訓練
上郷町の神奈川中央交通(株)横浜営業所で11月7日、本郷台駅バスロータリーでのバスジャックと無差別殺傷事件を想定した初動対応訓練が行われた。
警察や関係機関が連携を図り、凶悪事件への対応能力を強化することがねらい。当日は栄警察署や栄消防署、神奈川中央交通(株)と江ノ電バスの職員ら合計約70人が参加した。
訓練では、刃物を持った男がバスを待つ客を刺した後、運転手を人質にとってバス内に立てこもる状況を再現。これに対し、通報を受けて駆け付けた警察官が興奮する男を説得して、冷静に取り押さえた。また、救急隊はけが人を搬送。各機関が連携して事件を収束させるまでの流れを確認した。
訓練終了後には交通機関職員に対して護身術訓練も実施。それぞれの安全を確保する方法を学んだ。
山地署長は「数多くある事件ではないが、いつどこであってもおかしくない。それぞれに合った対応をできるように」と話した。
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