悩みや成功例を共有 地域活動団体が交流
栄区内で活動する生涯学習団体を対象にしたフォーラム「パワーアップ!地域活動」の団体交流会が11月30日にさかえ区民活動センターで行われ、同センターに登録している団体や人材のほか、区が指定する「みんなが主役のまちづくり協働推進事業」の団体など33団体・4人が集まった。
「みんなで進めよう地域活動」と題し、生涯学習や市民活動団体の研究を行う桜美林大学名誉教授の瀬沼克彰さんが講演。多くの団体が頭を悩ませる運営費用面を中心に話し、「行政の支援は長くても5年。その間に自分たちで運営費を稼ぎ出す努力をしなくては。それが団体としての成長だと思う」と話した。
また、講演後の意見交換会では、以前瀬沼さんの講演を聞いて、15年間続けた無償ボランティアを有償に切り替えたという団体が状況を報告=写真=。「ボランティアは無償が当たり前だと思っていたので、初めはいまいちな反応だったが、今は食事と交通費を有償にしている。(個人の負担が減り)活動を継続しやすく、若い人も入りやすくなると思う」と話した。
その後は団体間で自由に交流し、活動の悩みややりがいなどを話し合った。
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