豊田地域ケアプラザ 新たな生きがい探して 初の男性向け講座開始
豊田地域ケアプラザ(宮島耕一所長)で50歳以上の男性を対象にした全10回の連続講座「豊田男塾」が12月5日から始まった。
男塾は近隣店舗の店主や地域の技術を持った人などを講師に招き、コーヒーの入れ方や庭木の剪定、うどん打ち、フラワーアレンジメントなどさまざまなテーマで講座を行うもの。男性が仕事以外にも生きがいを見つけることや、参加者同士のコミュニケーションなどから介護予防にもなると期待されている。同所での男性向けの講座は初めて。
5日に行われた1回目では、飯島町にある自家焙煎豆専門店「BeansShop porvoo」の店主が講師を務め、おいしいコーヒーの入れ方講座を実施。集まった約20人に豆や扱う器具の説明、湯の注ぎ方などを指導した。参加者は教わった入れ方を実践した後、コーヒーを味わいながら交流を深めていた。
宮島所長は「男性は働いている人が多いが、地域に出たい人もいるはずだと思った。これから学んでいく技術をボランティアなどで地域に還元してくれれば」と話した。
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