栄区消費生活推進員の会 消費者庁から表彰 県内からは唯一の選出
栄区消費生活推進員の会(小橋弘子会長)はこのほど、平成26年度消費者支援功労者表彰で「ベスト消費者サポーター章」に選ばれた。5月14日に栄区役所で行われた同会の研修会では、尾仲富士夫区長から小橋会長に対して賞状と記念品が手渡された。
これは消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍している人々を消費者庁が表彰するもの。今年度の「ベスト消費者サポーター章」には全国から個人35人と21団体の合計56件が選ばれ、神奈川県内では同会が唯一の選出となった。
同会では現在、各町内会から推薦や公募で集まった89人の委員が所属。それぞれが尾仲区長からの委嘱を受けて活動している。独自の紙芝居などを使用した悪質商法に関する出前講座や消費生活に関する啓発活動といった地域に根差した活動を展開する。今回はこれまでの活動が区民の安全・安心な消費生活の構築に尽力したことが認められた。
同会の選出を受けて尾仲区長は「全国でも数少ない選出で、栄区の誇りだと思う。これからも栄区らしい取り組みを進めて、これまで以上に区民から頼られる存在になっていただければ」と述べた。
表彰に対して小橋会長は「思いがけない表彰で驚いているし、感激している。これまでの推進員の活動を引き継ぎながら、新しいことへ取り組んだことが評価されたのでは」と喜びを表し、「消費生活総合センターは簡単な疑問でも答えてくれます。気軽に電話をかけて聞いてみてほしい」と話していた。
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