パラトリエンナーレ 「径(みち)」で出張ワークショップ 利用者がアート制作
8月から行われる障害者とアーティストの協働による現代美術の国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」の関連ワークショップが7月9日、地域活動ホーム「サポートセンター径」で実施された。
今回同所で行われたのは「井上唯のスローファクトリー」というワークショップ。パラトリエンナーレの一部で、形状を保持する特殊な白い糸を編んで山を制作するものだ。中区の象の鼻テラスを中心に国内各地でワークショップを実施している。
この日は同所の利用者たちが職員と共に、パラトリエンナーレを主催するNPO法人スローレーベルのスタッフから作り方を教わりながら順番に山を制作=写真。細かい作業に最初は苦戦する姿も見られたが、のみ込みが早くどんどん作業を進める人もいた。
同所では19日までこの山の制作を続け、同日に本郷台駅前広場で行われるイベント「本郷台アオソラマルシェ」で展示。マルシェの参加者にも制作してもらい、栄区で1つの山を完成させるという。
その後8月1日から始まるパラトリエンナーレでは、会場の象の鼻テラスに各地で作られた山がひとつに集められて展示される。
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