陸上競技の中でもまだまだ競技人口が少ない女子棒高跳び。金井高校陸上部の三村恵里奈さん(2年)=写真=は、同部顧問の尾崎孝教諭の勧めでこの競技を始めた。棒高跳びには体操の要素が必要だといい、「授業で器械体操が上手だったので声をかけた」と尾崎教諭は振り返る。
神奈川県予選では自己ベストには届かなかったが、2m50cmを跳んで5位入賞。結果が出せずに記録なしで終わる選手もいた中、1つの目標としていた関東大会への出場を決めた。
三村さんとしては初めての関東大会。関東では最初の試技から自己ベストよりも高い3mへの挑戦となり、厳しい戦いが予想される。しかし、「簡単ではないが、跳べない高さではない」と尾崎教諭。少しでも記録が伸びるよう、夏休みも練習に励んでいる。
「まずは記録を伸ばして、1つでも多く関東大会で跳べれば」。初の関東大会に笑顔で挑む。
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