「まさか賞状を持って帰ってくるなんて思わなかった」――。横浜栄高校陸上部の斎藤ほのかさん(3年)=写真=は県予選をそう振り返った。種目は400mハードル。春の県高校総体では自己ベストを出すも、10位に終わり決勝へ残ることができなかった。県総体を最後に引退する考えもあったが、この悔しさから文化祭を欠席して今大会の県予選へ参加した。同部顧問の小泉邦広教諭は「練習の姿勢などは後輩の良い手本」と評価する。
高校生の大会では2本走って終わることがほとんどだが、今回は一般の大会のため予選から決勝まで3本を走りきった。決勝は疲れもあって思うような結果は出せなかったが、6位入賞で初の関東大会への切符を手にした。
斎藤さんは「後輩に刺激を残して、とにかく楽しんで自分らしい走りをしたい」と意気込みを語る。ずっと目指してきた関東の舞台で最高の走りを見せる。
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