賞状を手にする岡田会長と記念品の盾
笠間田立町内会（岡田忠男会長）が、このほど神奈川県の「犯罪のない安全・安心まちづくり奨励賞」を受賞した。
これは安全・安心なまちづくりの推進において、特に功績のあった団体等を表彰するもの。功労者表彰と奨励賞に分かれ、10回目を迎えた今回は県内から功労者表彰１人・４団体、奨励賞５団体が選出された。
同会は、小学校登下校時の見守りや防犯などを目的とした毎日２回のパトロールを実施。防犯や防災などの面から、安全・安心なまちづくりを進めていることが評価された。
同会では、２００５年に周辺地域でひったくり被害が急増したことから毎日昼と夜の２回、パトロールを開始。昼は徒歩で町内の人通りが少ない所などを回り、夜は青色回転灯をつけた軽トラックで防犯・防災を呼び掛けるテープを流しながら地域を回っていた。警察の協力もあり、翌年には被害はほぼなくなったが、その後も現在に至るまでパトロールは続けている。
受賞に対して岡田会長は「皆でもらったものだと思う。毎日（地域を）回ることは１人ではできない」と感謝を示した。
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