エイジレス章 橋本さん 元気に過ごして社会貢献
年齢にとらわれず生き生きとした生活を送る高齢者として、10月に内閣府からエイジレス章を受けた桂台南在住の橋本正道さん(77)=写真。高齢になっても元気に過ごすことは社会貢献にもつながるという考えのもと、地域でさまざまな活動に取り組んでいる。
地域活動のきっかけは、定年前に受講した栄区主催の「ライフプランセミナー」。この講座から、定年後の人生を元気で生き生きと活動することの重要さを学び、定年後には生涯学習団体を発足、コミュニティハウスの館長を務めるなど社会参加活動を行ってきた。「活力ある高齢社会の一翼を担いたい」という思いを持ち続け、現在も高齢者の生き生きとした生活を目指す「横浜栄楽クラブ」の顧問や矢沢男声合唱団の団長などを務めている。
栄区は横浜市内でも特に高齢化が進む地域。だからこそ「高齢者がいかに元気でいられるかが重要」と語気を強める。「高齢期を豊かに過ごすためには、さまざまな生き方があるということを知ってほしい」と話し、多くの人が生き生きとした生活を送ることを望んでいる。
今後については「現在活動中の合唱団などの諸団体を通じて、地域の高齢社会の活性化に貢献したい」。心豊かな人生にするため、これからも社会参加活動に取り組んでいく。
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