多くの観衆が２人の演奏に酔いしれた
野七里の老人福祉センター「翠風荘」で１月25日、ミニコンサート「翠のサロン」が開催された。
これは栄区民文化センターリリスの協力で、翠風荘の利用者に向けて２００７年から２カ月に１度行っているもの。リリスがオーディションで選出した「リリス・レジデンス・アーティスト」を中心とした若手アーティストが出演し、さまざまな楽器で、演奏を披露している。
49回目を迎えた今回は、大学在学中から「Ｄｕｏ Ｅｓｐｏｉｒ」というユニットを組んで活動しているヴァイオリニスト・清岡優子さんとピアニスト・大野真由子さんの２人が出演した。２人はドルドラの「思い出」やパガニーニの「カンタービレ」、クライスラーの「ウィーン奇想曲」、エルガーの「愛のあいさつ」など、さまざまな国の作曲家による楽曲全11曲を披露。息の合った演奏で、観衆を魅了した。
２人はリリスホール専属のオーケストラ「リリス・チェンバー・オーケストラ」のメンバーとしても活動している。３月28日（土）には同所ホールで、４回目の公演「リリス・チェンバー・オーケストラｖｏｌ・４」を開催予定。２人を含めた17人のアーティストが奏でる上質な音楽を、リリス自慢の響き豊かなホールで堪能できる。チケットは現在、同所窓口などで販売中。
詳細はリリス【電話】０４５・８９６・２０００。
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