学齢期の子育てについて考える「セーブ・キッズ・フォーラム〜一人ひとりのこどもに寄り添うために〜」が、2月11日に栄区民文化センターリリスで初めて開催された。
栄区が推進するセーフコミュニティにおける取り組みの一環。冒頭では尾仲富士夫区長が「このフォーラムが、学校と地域の中で子どもたちを育てていくきっかけになれば」とあいさつし、その後に基調講演などを行った。
講演では西本郷中学校の塚原和良校長が「地域と学校の連携の大切さ」というテーマで話し、着任時の様子やこれまで学校で実践してきた活動などを紹介。自身の経験を踏まえて「生徒だけでなく、教職員が地域と積極的な関わりを持つことが必要。地域と学校が関わりを持つことで、安全・安心なまちづくりが進められるのでは」と話した。
続くパネルディスカッションには、NPO法人教育支援協会の市川靖さんと栄区障害児・者の親の会の金子章子さん、保護司の藤森裕子さん、栄区主任児童委員の宮崎良子さんがパネリストとして参加した。桜美林大学の大溝茂教授がコーディネーターを務め、それぞれの立場から地域の視点で意見を交換。一人一人の子どもたちに寄り添っていくために、大人や地域にできることを考えた。
その後、「さかえっ子体操」を考案した香瑠鼓さんが、この体操に込めた思いや動きを解説するスピーチを行った。最後にはくでん学童の子どもたちと体操を披露し、会場の参加者も一緒に体を動かしていた。
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