かねてより整備が進められていた「戸塚アンダーパス」が3月25日午後3時に開通。24日には開通記念式典が行われ、関係者ら約90人が出席した。
式典の主催者あいさつで林文子横浜市長は、自身も戸塚大踏切によって交通渋滞を痛感したエピソードを交えながら、「開通して終わりではない。ここから戸塚の新たな歴史が幕を開ける」と今後の街の発展に期待を示した。
また、式典後にはこの日に限って一般住民らがトンネル内を歩行できるウォーキングイベントを行い、開通を待ち望んだ1万人を超える地域住民らが参加。道を埋め尽くす格好で進んだ参加者は互いに写真撮影をしたり、トンネルを抜けると沿道の見物人に手を振ったりと、アンダーパスを歩くことができる唯一の機会を満喫している様子だった。
開通したアンダーパスは、都市計画道路柏尾戸塚線のうち、戸塚町の清源院入口交差点から矢部町の矢部団地入口交差点までの全長約661mで、トンネル部分は約311m。幅員約20mの上下4車線。自動車・オートバイのみが通行できる。アンダーパス開通に伴い25日午後4時には戸塚大踏切が閉鎖されたことから、歩行者・自転車は昨年1月に完成した戸塚大踏切デッキを使用する。
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