この4月から市立庄戸中学校と統合し、新体制となった上郷中学校(吉田直史校長)で4月1日、開校式が開催された。
式典にはこの春から2・3年生になった在校生や教職員、保護者のほか、多くの来賓らが参加。式典が始まると、横浜市教育委員会の委員が新しい上郷中学校の開校を宣言し、開校宣言書を吉田校長に手渡した。
統合前に引き続き同校の校長を務めることになった吉田校長は「両校の素晴らしい伝統と誇りを胸に、輝かしい未来に向けて船出します」と宣言。続けて、統合について検討を進めてきた上郷中学校・庄戸中学校小規模校対策検討委員会の吉田敏生委員長や、上郷中学校の2015年度PTA会長らがあいさつした。
また、生徒代表の言葉では昨年度までの庄戸中と上郷中の生徒会長が登壇。2人で交代しながら統合への思いなどを話し、「さあ、ここからが本当の第一歩です。素晴らしい仲間たちと新たな一歩を進んでいきましょう」と呼びかけ、新生・上郷中学校として新たなスタートを切った。
学校規模を適正に
今回の統合は横浜市が2010年に定めた「横浜市立小・中学校の通学区域制度及び学校規模に関する基本方針」に基づき、一般学級数11学級以下の小学校、8学級以下の中学校を解消しようと進められているもの。13年度時点で一般学級数9学級で準小規模校だった上郷中と、同7学級で小規模校だった庄戸中が統合し、現上郷中の学級数は17学級となった(一般学級14学級、個別支援学級3学級)。
栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|