6月6日に開幕するサッカーの女子W杯カナダ大会。栄区内でもサッカーに熱中する女子選手たちが日々練習に励んでいる。
男子の中学生年代チームが関東リーグに参戦している「エスぺランサSC」(野七里)では、2013年度から女子チームの活動を開始。横浜市内や藤沢市などから中学生年代の選手が集まり、野七里にある人工芝のグラウンドで練習に励む。
指導するホルヘ・グスタボ・オルテガコーチは「最初はパスもうまくできないところから始まった」。そこからパスやドリブルなどの基礎的な練習や試合を重ね、今年度は神奈川県女子ユース(U-15)サッカー選手権大会で初めて予選リーグを突破。着実に力を付けている。
キャプテンの植山胡桃さん(中学3年)はチームが発足した当時から在籍。地元・旭区の少年チームでサッカーを始め、兄が所属していたエスペランサで女子チームができることを知って加入した。「チームは皆元気が良くて個性的。楽しいから遠くても来たい」とサッカーに熱中している。
一方で、同クラブで初めてサッカーに取り組む選手もいる。小学校の時は遊びでサッカーをやる程度だったという内倉花瑠さんと石井華乃さん(ともに中学3年)。友人の誘いなどでチームに参加し、「フレンドリーで(指導も)分かりやすくて楽しい」(石井さん)。
県選手権大会の決勝トーナメントは初戦で敗れたが、6月からは県リーグが始まる。「今まで負けてきたチームに勝ちたい」と植山キャプテンは話し、楽しみながらも勝利を追及する。
サッカーの経験を問わずメンバーは随時募集中。詳細は同クラブ【電話】045・897・4009。
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