栄図書館(菊川一広館長)で8月7日、小学生を対象に「読書貯金通帳」を手作りするイベントが行われた。
区民にとって読書が習慣となることを目指して、昨年12月から区が配布している「読書貯金通帳」。同館では子どもたちに本の作り方を知ってもらおうと、表紙とページを縫い合わせて通帳を手作りするイベントを初めて開催した。
参加児童は同館の職員から本の構造などの説明を受けた後、通帳作りに挑戦。縫い合わせる際には針穴に糸を通すことに苦戦していたが、糸が通ると黙々と縫い合わせていた=写真。最後に奥付に自分の名前と日付を書き入れ、表紙に絵などを描いてそれぞれのオリジナルの通帳を作り上げた。
同館の菊川館長は「初めて針と糸を使う子もいたようだが、皆一生懸命取り組んでいた。これを機にますます本を好きになってくれれば」と話した。
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