「仏の教え」を分かりやすく、身近な話を交えて布教師が話をする年明け初めの初法座が1月7日、浄土真宗本願寺派長光寺(菅原紹雄住職)で行われた。
当日は同寺の門徒以外にも一般参拝者ら約40人が参加。同派の念仏を30分間唱えた後、布教師静岡県伊東市にある宝専寺の遠山博文住職の法話に耳を傾けた。
遠山住職は正月に孫から聞いたと年賀状を配達する郵便配達員への労いの紙をポストに張った老夫婦の思いやりと、その貼り紙をみたアルバイトであろう配達員の高校生が張り紙に帽子を脱いで頭を深々と垂れたという話をし、その行動には仏教でいう「佛願」「名号」「信心」「称名」をみることができるものでお墓参りの際にも通ずると話をした。また釈迦のいう「四苦八苦」の苦についての生苦について、自身の孫の誕生や小児科医などの話を交えながら時に冗談を、時に孫の様子を身振り手振りで表わしながら見解を語った。
法話後、菅原住職は「お忙しい中、今年初めての法話会に参加いただきありがとうございます。遠山住職の話は私も大変、興味深く耳を傾けておりました。来月も開催するので興味のある方は、ぜひ、足を運んで下さい」と呼び掛け、新年に合わせ参加者らに温かい甘酒を振る舞った。
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