本郷台駅近くの地球市民プラザ前交差点で毎朝、本郷台小学校児童の登校を見守り続けている「おじさん」をご存じだろうか?
見守りを続けて8年になる高野泰正さん(73)は、本郷台駅前市街地住宅自治会の会長を務め、区の防犯指導員でもある。
定年退職後に地域活動に参加し始め、児童の登校時に交差点に立つ機会があったのを機に現在も続ける。「始めた当初、淡路島に住む孫が、ちょうど小学校に通っていてね。通学する子どもたちと孫が重なったりして、孫世代に自分がやれることをやってやりたいなぁと思って」
年2度、本郷台小学校に招かれ児童と一緒に給食を食べるのが何よりも楽しみ。通学中の児童らから折り紙のプレゼントをもらうこともあると笑みを浮かべる。
「やめたら終わり」。これからも地域の子どもたちの安全のために立ち続ける。
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