花御堂の中に安置された小さな釈迦像に甘茶をかけて、釈迦の誕生を祝う花まつり─。
鍛冶ケ谷にある正翁寺では4月3日に法要を行った後も本堂に花御堂を設置し、釈迦の生誕日である8日までお祝いの参拝を受け付けていた。
故事によれば釈迦誕生の際に天から龍が舞い降り、産湯を使わせるために甘露を灌いだことに由来。また参拝者に振る舞われた甘茶は、習字をすれば上達するとの願掛けや害虫除けのまじないになるともいわれる。
同寺の篁(たかむら)素明住職は「多くの方が訪れるわけではないが当寺でも毎年、甘茶の用意を用意しており、桜を愛でにいらした方や散歩に立ち寄られた方に甘茶を振る舞っている」と話した。
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