全国各地でピックアップトラックやカスタムトラックの展示イベントを開いている田谷町にある車屋「ブルーパニック」（金子健一郎代表＝写真）。同店は東日本大震災以降にイベントなどで集めたプルタブを換金し、車いす購入の代金に充て被災地の福島県南相馬市に届ける活動を続けている。
熊本震災の発生４日前には同県益城町でイベントを行っていた。発生翌日から現地スタッフと連絡を取り合い、20日には車いすや水、タオル、ウエットティッシュ、缶詰、ふりかけ、お菓子、歯ブラシなどメールで届いた要望品を近隣の菊池市に住むイベントスタッフの村山洋さんに宅配サービスを使って配送。村山さんは公共ではない益城町周辺の避難施設を巡り直接、被災者に手渡すという。
「個人として出来ることしかできないが、小さな手助けをしていきたい」と金子代表は話し、救援物資の寄付を同店で受け付け現地に向けて送る活動も。
物資の提供内容や問い合わせは同店【電話】０４５・８５２・３５３５まで。
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