鎌倉観光でも足を運ぶ人の多い鎌倉市農協連即売所(通称レンバイ)で、今なお区内長尾台町の農家7軒が野菜を販売している。
同所の歴史は古く昭和3年に発足。その当時、長尾台町の住所は鎌倉郡豊田村と呼ばれていた。その流れを汲み、現在も同地で作られた野菜は「鎌倉野菜」として、基本的に同所のみで直接販売している。
長尾台町で農家の三代目となる秋本秀一さんは、鎌倉野菜の特徴を輸送時間がかからず鮮度が抜群であること。旬の物、例えば筍やラッキョウなど購買客のリクエストに応じて対応していること。相対商売ならではの細やかな対応が可能なことなどを挙げた。常時30〜40品目の野菜が台に陳列され、朝は8時頃から日没まで元旦から1月4日を除く毎日、4班に分かれた組合員が順番に販売している。
秋本さんは「少し遠いかもしれませんが、機会があればぜひ、足を運んで下さい」とコメントした。
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