栄公会堂2階大会議室で7月11日、「子供の貧困を考える」をテーマとした勉強会が行われた。
これは異業種交流会「さかえ横浜会議」の一環で開かれたもの。約50人が参加し、講師の社会福祉法人恩賜財団済生会の炭谷茂理事長、市こども青少年局総務部企画調整課の渋谷昭子課長、一般財団法人日本シングルマザー支援協会の江成道子代表理事から話を聞いてテーマについて考えた。
炭谷氏は日本の貧困や支援の状況、具体的な活動などを紹介。渋谷氏は今年3月に策定された「横浜市子どもの貧困対策に関する計画」について説明した。江成氏はひとり親家庭を取り巻く環境を伝え、「自己肯定感の低い親に育てられた子どもは、親と同じようになってしまう。『生まれてきて良かった』と思えるように育つよう子どもへ接すれば、貧困の連鎖は止めることができる」と訴えた。
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