今年で30周年を迎えた栄保護司会(越替紀浩会長)はこのほど、記念誌「栄保護司会の歩み」を製作した。
同会は栄区が戸塚区から分区した1986年に、戸塚保護司会から分離独立。現在は18人が所属し、犯罪や非行をした人の指導や更生の手助け、薬物乱用防止などの啓発活動、社会を明るくする運動などに取り組んでいる。
製作は4月上旬から始められ、約3カ月かけて完成した。記念誌には、この10年で行った施設訪問や社会を明るくする運動の活動報告などを写真や表などを交えてまとめられており、題字は区内在住の書家・金子亜耶氏が書いた。
7月2日に記念式典及び講演会が行われ、記念誌は会員や来賓などに配布された。編集委員長を務めた広報部会の太田幹夫さんは「過去の資料集めには苦労した」と製作時の苦労を明かす。また越替会長は「先人の苦労があったからこそ、ここまで続けられている。これからも伝統を守り、引き継いでいきたい」と話し、今後の活動にも意欲を見せた。
詳細や問い合わせは越替会長【電話】045・895・4431。
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