栄消防団(増田明彦団長)は7月17日、長沼町の栄第二水再生センターで大規模災害対応訓練を実施した。
6回目となった訓練には団員121人と栄消防署員10人が参加。同団の積載車11台と同署のポンプ車など3台も使用し、消火訓練や昨年度新たに配備された各種救助資機材の取り扱い訓練にも取り組んだ。
消火訓練は震災によって火災現場近くで消防水利が確保できない想定で実施。約800mの長距離から消防用ホース40本を延長し、可搬式ポンプ3台を連携させて放水した=写真。
栄消防署の佐藤重義署長は「いつ横浜でも大規模な地震が発生してもおかしくない。地域の安全確保にあっては消防団員の方々の活躍を抜きには語れず、頼りにしている」とコメント。増田団長は「今後も高度な訓練を繰り返し、大規模災害が発生した際には地域をよく知る消防団員が区民の安全を守っていきたい。そのために入団促進も図っていく」と話した。
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