金沢区・磯子区版 掲載号:2018年3月8日号 エリアトップへ

NPO法人横浜金沢文化協会の事業部長で3月10日に行われる「かるた大会」の企画・運営に尽力する 橋本 藤子さん 金沢区金沢町在住 70歳

掲載号:2018年3月8日号

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文化に親しみ世界広げる

 ○…金沢区制70周年記念事業としてかるた大会を企画・運営。小学生から70代まで参加する初の大会が間近に迫った。今回は来年度に計画する本大会に向けた”プレ”の位置付け。「その後も継続して地域に根付いてくれたら」と優しく語る。当日は百人一首に親しむ講演や模範試合なども予定しており「なるべく多くの人に、その魅力を知ってもらいたい」と力が入る。

 ○…長崎県生まれの東京育ち。小学5年から横浜へ移った。大学で社会福祉を学び、重症心身障害児のケースワークなどに従事したことも。子どもが小学生になると、以前から好きだった地理や歴史の知識を生かし、自宅でできる添削指導員の仕事を開始。中学生が習う通信講座で採点や勉強のアドバイスを数年前まで、40年に渡り行った。学習で使用するテキストの編集作業には、現在も携わる。

 ○…約20年前に金沢区へ。社会科好きが興じ、史跡などを案内する横濱金澤シティガイド協会の一員に。仲間に誘われて17年前に文化協会に入った。当初は「何をする協会なのか分からなかった」と苦笑。協会主催の講座で知識がなかった煎茶道の一端に触れた時は「その美味しさが半端ではなかった」と興奮気味に振り返る。そのほか日本画や書、音楽などを生業とするさまざまな人に出会った。「少しでも”かじる”ことで見方が変わる。世界が広がった」。人生を深め、楽しむきっかけになった。

 ○…シティガイド協会では今年度から理事長に。6年前から民生委員も務めており「午前、午後、夜で会議が一日3つ入ることもある」という。多忙の中、高校生の孫と映画鑑賞に行く息抜きも。洋画や邦画、アニメまで幅広く楽しむ。協会の取り組みでは、講座などの活動を通じて参加者がさまざまな文化に触れ「新しい世界に親しんでほしい」と願う。異世代が「かるた」で集うその日を「区民一体で楽しめるものにできたら」と心待ちにする。

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