洋光台第一中ブロックの教員らを対象とした人権教育研修が8月23日、洋光台第三小学校で開かれた。この研修は毎年行われており、「だれもが、安心して、豊かに」生活できる学校をめざし、教職員の人権意識を高めることを目的としている。
講師は公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」の大住力代表とスタッフの小松香織さん。約60人が参加し、話に聞き入った。
大住さんはオリエンタルランドの社員として東京ディズニーランドなどで勤務。難病の子どもとその家族を支援する米国団体と出会い、2010年に同法人を設立した。講演では、自身の経験や様々な人との出会いを通して、「自分ならどうするか」を常に自問してきた姿勢を説明。最後に「どんな環境でも命には意味がある」と訴えた。
参加した同小学校の梶原健太教諭は「(難病の子を)かわいそうと思っていたことが恥ずかしい。自分事として捉えられていなかった。これから、自分に何ができるか、考えたい」と感想を話した。
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