金沢区コミュニティFM設立委員会の発足式が2月28日、金沢公会堂多目的室で開催された。
同委員会の前身は関東学院大学経済学部の伊藤明己ゼミの学生が立ち上げた準備委員会。「地域の人たちと一緒に作っていきたい」との思いで、発足式前から企業・団体を巡ったり、駅前でチラシを配るなどして、賛同者を募ってきた。約60の企業や個人が賛同してくれたという。当日は学生を中心に20人以上が参加し、概要説明やアイデア交換会が行われた。
「コミュニティFMは放送範囲が狭い地域密着型だからこそ、より細かな情報伝達ができ人と人とをつなげ、活性化にも貢献できる。また、災害時にも細やかな情報を発信できるのでは」と話すのは現代表の北村健太郎さん(4年)。今後は説明会などを開催し、地域の理解を求めるとともに、活動への協力を呼びかけていく考えだ。
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