本まぐろ直売所
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新型コロナが席巻した昨年。地元回帰の意識が強まる一方で、行事や会議などの地域活動自体が制限され、「何もできなかった」という自治会町内会も少なくない。そんな中、磯子区のBrillia City横浜磯子自治会がオンラインを活用したイベントを12月19日に実施した。300人以上が参加した新時代の地域活動のカタチを取材した。
磯子区磯子台の「ブリリアシティ」は1230世帯が住む大型マンション群。コロナ禍の中、同自治会はオンラインの「Jichikai TV」を開催した。番組はすべて自治会スタッフが5カ月にわたり取材や編集などを行い作成したもの。「Youは何しにブリリアへ?」など地元目線の情報が詰まった計9番組を放送した。また高齢者向けの「Zoom接続支援会」を2回行ったほか、感染症防止策を講じた上で上映会場を設置。世代を超えて楽しめるイベントを目指した。
田形勇輔自治会長(40)は「住民同士のつながりが希薄になりがちなコロナ禍であっても、多くの住民がオンライン上で集い、街の一体感をつくりたいと企画した」と話す。当日は放送中に住民からのメッセージも多数寄せられ、Zoomならではの双方向のやり取りも。参加人数から算出した視聴率は約10%だった。またアンケートでは、「自治会に興味がわいた」「大人数で楽しく交流できるのは素晴らしい」など肯定的な感想が多く寄せられた。
自治会に革命を
同自治会は昨年5月にオンライン会議アプリ、Zoomを導入。夏にカブトムシの飼い方セミナーを開催したところ、170人の参加があった。田形会長は「過去最高の参加率にびっくり。『家で見られると助かる』などの感想をいただきました」と話す。その後も防災訓練や和菓子教室などをZoomを活用し実施してきた。
2年半前から「自治会レボリューション」を掲げ、住民が参加しやすい仕組み作りに取り組む。「時間や苦労などの『コスト』をかけ、笑顔や感謝の『報酬』を得て、より街に『愛着』がわく。そんなサイクルを作って、居心地のよい場所にしたい」と田形会長。その思いは徐々に浸透し、一昨年の夏祭りはボランティア参加140人、総来場者数1600人と大盛況だった。だからこそ「一緒に汗を流す」リアルなイベントへの想いも強い。「コロナが収束したら、両輪で活性化を目指したい」と話した。
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