磯子区の滝頭小学校6年2組の児童が考案したケーキ2種が2月19日、地元ケーキ店「パティスリーブーケ」で発売される。児童は昨年5月に開店した店の役に立ちたいという思いを込め、滝頭のよさをケーキで表現した。
2種のケーキは「チューリップのストロベリーケーキ」と「4種のフルーツ&チョコシフォン」。児童28人は昨年9月頃から総合の時間を使い同店の新しい看板メニューを考えてきた。
児童はまず、滝頭の良い所を考えるところからスタートした。家族や教諭にインタビューした上で、自分たちの考えも加えて、「明るい」「あたたかい」「やさしい」という3つの良さに絞り込んだ。このキーワードをケーキを構成する要素、色・形・味に落とし込み、児童ひとり一人がケーキを考案。同店のパティシエ・力石加耶子さんらの意見を聞きつつ4案に絞った上で、それらの長所をあわせて最終的に2案を形にした。
ストロベリーケーキのイチゴは、「やさしい」という花言葉のチューリップの形に。クリームは白とピンクの2色を使い甘さを控えめにし、「あたたかさ」や「明るさ」を表現した。
チョコシフォンは、角がないドーム型で「やさしさ」を演出。3種のベリーを使い、何度でも楽しめるような仕掛けをほどこした。
児童は、この商品を地域の人々に知ってもらおうと、校内に流す動画CM、SNSのインスタグラムにのせる内容、チラシなどの制作も行ってきた。力石さんは、「できるだけ子どもの意見を反映させようと思って作った。このコラボが6年生の記念になれば嬉しい」と話した。
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