録画配信の一コマ
金沢区福浦にある南横浜自動車学校は、オンラインによる学科教習の24時間録画配信を２月22日から取り入れた。コロナ禍による三密をさけ、教習生の不安を軽減させる取り組みで、録画配信方式は全国で初。
この配信方式は、カメラ付きパソコンやスマートフォンで「いつでも、どこでも、24時間自分の都合に合わせて」学科教習を受けることができるシステム。これまで「ライブ方式」でのオンライン学科教習を行う自動車学校はあったというが、録画配信方式は全国初。この方式での受講は、第一種運転免許取得に必要な学科教習26時限のうち、実習を除いた21時限が対象。受講中に携帯電話を見たり、席を外すなどした場合は、生体認証システムにより受講が無効になる。
録画配信により、感染リスクの軽減が図れるほか、三密を避けて学科教習を受けることができる。すでに入校者の中には、録画配信を申し込む人が多数いるといい、他の自動車学校からも問い合わせがあり注目を集めている。佐藤信幸教習本部長は「教習の質を落とさずに安全・安心に受けてもらうことと、利便性の向上が目的。教習生のコロナ禍の不安が払拭されれば」と話した。
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