パラ馬術日本代表として東京五輪パラリンピック2020の出場を決めた金沢区富岡東在住の稲葉将選手(26)の壮行会が7月18日、セレモホール富岡で開かれた。主催は地元商店会の富岡商和会、共催は富岡第二地区連合町内会。
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同セレモホールの駐車場に設営された会場には、関係者や地元の支援者ら約70人が出席。挨拶に立った富岡商和会の鈴木道弘会長は「馬術は70歳超えても活躍する選手がいる。稲葉選手もあと50年活躍して、馬術をメジャーな競技にしてもらいたい」とエールを送った。稲葉選手は、「無事、当日を迎えてベストのパフォーマンスをしたい。応援よろしくお願いします」と話した。
稲葉選手が出場するパラ馬術は、障害の内容や程度で5つのグレードに分かれて競う競技だ。先天性脳性まひにより両下肢に障害がある稲葉選手はグレード3。グレードによって、求められる技の難易度も異なる。順位は審査員の採点を満点で割ったパーセンテージで決まる。
「地元の人々に(壮行会を)やっていただいたことで、代表になったことを実感した。改めて頑張らなきゃと思った」と話す稲葉選手。試合は8月27日に個人予選、28日に団体、30日に個人決勝が行われる。
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