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公開日:2023.03.16

たきがしら会館
ビーコルが管理・運営へ
バスケ通じ地域振興

  • たきがしら会館での過去の練習風景=同社提供

 プロバスケットボールチームを運営する株式会社横浜ビー・コルセアーズ(白井英介代表取締役)が、4月1日から磯子区滝頭の文化・体育施設「たきがしら会館」を管理・運営する。練習拠点としての活用だけでなく、バスケを通した施設や地域の振興を図っていく方針だ。

 同社は男子プロバスケットボールリーグ・B1所属の「横浜ビー・コルセアーズ」を運営し、都筑区に拠点を置く。2011年のプロリーグ参入以来、トップチームは同館の体育館を練習で使用。また、アカデミー活動の拠点としても活用するほか、バスケやチアリーディングのスクールも展開してきた。

 そうした経緯から昨年に同館の指定管理者へ応募。同館の特性などを理解していること、施設の利用方法やイベントの開催についてさまざまな提案をしたことなどが評価され、今年1月の横浜市会第4回定例会で指定管理者に選定された。管理期間は28年3月31日までの5年間。

 同館は1983年に横浜市職員会館として開設。2011年からは一般に開放され、スポーツ・文化活動などで多くの市民が利用してきた。地上2階建てで、体育館のほか、ホールや武道場、トレーニング室、会議室を備えている。

 今後はトップチームやアカデミー活動だけでなく、バスケを通じた地域振興イベントの開催なども展開していく予定。子どもから高齢者まで世代を問わず、より多くの市民がスポーツに興味・関心を持つ機会と場所を提供し、施設や地域の活性化を図っていくという。白井代表取締役は「地域の賑わいづくりの拠点、また、インクルーシブスポーツの拠点として、スポーツを通じた健康増進・共生社会の実現に、より一層寄与できる施設となるよう全力を尽くしてまいります」とコメントした。

 現在は天井改修や空調整備などの工事の影響で全館休館中。工事終了は5月末を予定している。

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