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公開日:2023.05.04

地域で祝う「金沢区の日」
地元有志が初企画

  • 旗やステッカーにも記されたデザイン

  • イベントのホームページは二次元コードから

 金沢区制が始まって75周年となる今年。金沢区の誕生を祝おうと、地元有志からなる実行委員会が5月13日(土)と14日(日)に地域をつなぐ初のイベント「めざせ‼金沢区の日」を企画している。区内各地の店舗や団体などが賛同し、区内の広範囲を会場に60以上の企画を展開。実行委員たちは「地域を巡って、金沢区の誕生を皆で祝いませんか」と呼びかけている。

 1948年5月15日、磯子区から分区して誕生した金沢区。今年は区制75周年にあたる年であることから「せっかくなら、皆で金沢区の誕生をお祝いして盛り上がろう」という実行委員会の思いから今回のイベントが企画された。

 発起人は、藤原酒谷設計事務所=釜利谷東=代表の藤原真名美さん。地元町内会などと協力して作り上げるコミュニティスペース「こずみのANNEX」の取り組みなど、自身も地域で活動する中で「金沢区は各地で地域の活動が盛んだけど、地区を越える横のつながりは意外と少ない」と感じていた。そこで、今年1月頃から各地域活動の拠点や店舗、企業、団体などをつなぎ、皆で盛り上がることができないかと模索。藤原さんの呼びかけに集まった区内で地域活動に取り組む9人と実行委員会を立ち上げ、検討を重ねてきた。

60以上の店舗ら賛同

 実行委員だけでなく、金沢区に関わる多くの人と一緒に祝うイベントにしたいと、企画内容はSNSなどで広く募集した。すると、60以上の店舗や団体などが賛同して参加を表明。企画内容は飲食店の割引サービスから整体の施術体験、ビーチクリーン、音楽イベントなど多岐にわたる。5月13日と14日に各地で企画が行われ、それぞれの企画に自由に参加できる(一部は事前予約制)。

 気軽にイベントに関わってもらうため、誕生を祝う気持ちを示す道具も用意する。イベントホームページから「金沢区の日」と記された旗やステッカーのデータをダウンロードすることができ、藤原さんは「軒先に旗を立てるだけでもいいので、気軽に参加してほしい。今まで行かなかった、知らなかった所に行き、新たな金沢区の魅力を感じる機会になれば」と話す。

 また、実行委員会では区内を逃げ回る「金沢区幸せお届け大使・ぼたんちゃん」を探して賞品がもらえる企画なども予定する。参加店舗や企画内容などは、ホームページや各店舗で配布するマップ、インスタグラム「#金沢区の日」で検索すると確認できる。問い合わせは実行委員会【メール】kanazawakunohi515@gmail.com。

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