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金沢区・磯子区 人物風土記

公開日:2025.08.14

金沢区町内会連合会の会長を務める
岩崎 建一朗さん
金沢区六浦東在住 83歳

子どもの笑顔が原動力に

 ○…防犯や防災、ごみの収集など、情報の提供や身近な問題の解決、住みやすいまちづくりのために自主的に運営されている自治町内会。金沢区内13地区の地区連合町内会長で構成される金沢区町内会連合会の会長を4月から務める。同区の自治町内会加入率は市内でも上位だが「町内会に入っていないところもあるし、役員の高齢化が課題」と話す。「掲示板や回覧板など紙媒体も大切だがデジタルでも発信できるようにしていきたい。組織として若返りを図りたい」と意気込む。

 ○…六浦東で生まれ、六浦小、六浦中、金沢高を卒業。野島の掩体壕の横穴は夏は涼しく、子どもの頃の遊び場だったという。高校では剣部部に所属し、部として全国大会に出場したことも。一級建築士と英検2級の持ち主で、パソコン歴も30年以上。建築家が主人公の映画「摩天楼」に憧れ、明治大学工学部建築学科へ。卒業後は建設会社で、イラクのバグダッドや米軍関係の仕事で北海道の稚内に赴任したことも。「ブロークンイングリッシュで話してましたね」と朗らかに笑う。

 ○…元県議の故国吉一夫さんが同級生だったことから、地元の内川町内会に関わるようになり、同町内会の会長や六浦東地区町内会連合会会長、六浦東地区のコミュニティサロン「もりのお茶の間」の会長なども歴任。地域での活動を支える原動力は夏祭りなどで見られる「子どもの笑顔」。「人と人の関わりが一番大切」と話す。

 ○…趣味はジャズを聴くこととカメラ。ジャズ喫茶に通い、コーヒーを飲みながら4時間位流れる音に耳を傾けることも。好きな言葉は自宅近くにある関東学院大学の校訓「人になれ 人に奉仕せよ」。「自分の信念を持って行動していきたい」

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