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公開日:2025.09.25
蓄積型熱中症も中医学で対応!
今年の夏(6〜8月)の平均気温は統計開始の1898年以来最も暑い夏だったことを気象庁が発表しましたが、記録的な猛暑の疲れが取れず、心身ともに悲鳴を上げている方も多いと思います。
先日、蓄積型熱中症と言う新しい症状を耳にしました。通常の熱中症は数時間のうちに急に発症するのに対し、蓄積型は数日間の疲労・睡眠不足・水分不足などが積み重なって、数日間だるさが続く・食欲低下・軽い頭痛やめまい・微熱や体の熱っぽさなどの症状が起こりやすいと言われています。
これらの症状は中医学的に診ると「気陰両虚(きいんりょうきょ)」の症状に該当します。気陰両虚による「秋バテ」の回復と、体の元気と潤い補給におすすめなのが、熱中症対策で活躍した「生脈散(しょうみゃくさん)」です。夏の疲れを癒し、本来なら乾燥する秋から冬に向けて肺を潤し、体表を守る衛気(えき)を高めて感染症の予防にも有効です。
近年、なかなか秋は訪れませんが、秋は「肺(はい)」の季節です。中医学でいう肺は呼吸をするだけでなく、潤いをもたらす津液(しんえき)を体中にめぐらす役割も担っています。肺の「気(き)と陰(いん)」を補うと、外気と接する皮膚や粘膜を潤して強化してくれるため、皮膚トラブルや風邪の予防にも役立ちます。
中医学の開気堂薬局
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横浜市金沢区谷津町363-1
TEL:045-790-5691
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