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金沢区・磯子区 意見広告

公開日:2025.10.30

神奈川県の手話の取り組み 県政報告
夏季デフリンピック東京大会、11月開催
神奈川県議会議員 あらい絹世

 世界のろう者(耳が聞こえない、聞こえにくい人)が出場する「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」が11月15日〜26日に東京都内を中心に開かれ、神奈川県ゆかりの選手も35名参加します。全日本ろうあ連盟、東京都、東京都スポーツ文化事業団の主催で、国内で同大会が開かれるのは今回が初めてとなります。同大会は1924年のパリで第1回大会が開かれてから、今回が100周年となる歴史に残る大会です。

 聞こえない・聞こえにくい人のコミュニケーションの手段として使われるのは手話です。2014年、自民党県議団では「手話言語条例」を県議会に議員提案、同年12月25日の本会議で可決・成立し、15年4月に施行されました(都道府県では全国2番目の制定)。14年7月、自民党県議団では条例制定に向け「手話言語条例プロジェクトチーム」を立ち上げ、私は委員として県聴覚障害者連盟など5万4655人の署名と要望の精査や団体の方々との意見交換や勉強会を重ね、県議会の条例成立へ積極的に参画してきました。条例制定から10年を迎える今年は12月に10周年記念イベントが開催されます。

 また、7月末から県庁の代表電話に「手話リンク」が導入されました。聴覚や発話に困難のある人(聞こえない人)が、通訳オペレータを介して手話で電話をかけられる「電話リレーサービス」を使用したサービスです。通常、電話リレーサービスの利用には事前登録が必要で通話料がかかりますが、手話リンクは事前登録不要、通話料なしで利用できます。導入は全国の都道府県で鳥取県についで2番目となります。

あらい絹世事務所

横浜市磯子区丸山 2-24-3

TEL:045-751-5250
FAX:045-751-7600

http://www.araikinuyo.jp/

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