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金沢区・磯子区 教育

公開日:2025.11.06

磯子区獣医師会
命の大切さ学んで
山王台小で「動物ふれあい授業」

  • モルモットを抱っこする児童

 磯子区獣医師会と磯子区役所生活衛生課が10月23日、山王台小学校=磯子区磯子=で「動物ふれあい授業」を行った。同校の1年と2年生の約100人が参加した。

 この授業は、動物を飼育する学校が減り、子どもたちが生きものに接する機会が少なくなる中、動物との触れ合いを通し小さい頃から命の大切さを学んでもらえればと同会と同区が長年行っている。

 当日は、移動動物園としてヒヨコやモルモット、ウサギ、チャボ、アヒル、ヒツジ、ヤギが校庭に集合。児童は4つのグループに分かれ15分ずつ、それぞれの動物と触れ合った。児童を目の前にヤギが「メー」と鳴くと子どもたちからは「キャー」と歓声が。モルモットなどは一人ずつ、抱っこしたりエサをあげたりしながら「かわいい」と口々に話していた。

 同校の石原加代子校長は「動物に触れたり観察したりする体験は、命のぬくもりを五感で感じる貴重な機会になった」。獣医師会の担当者は「今の子どもたちはスマホの利用時間が増え、動物や人と関わる機会が減っているように感じる。動物と子どもたちの接点をつなぐことで、動物や人を思いやる経験になれば」と話していた。

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