戻る

金沢区・磯子区 人物風土記

公開日:2026.01.15

学生団体・横浜市立大学医学部YDC代表を務める
富田 潤さん
横浜市立大学5年 23歳

学びにあふれた地域に

 ○…市内の小中学校で医療について学んでもらうための訪問授業などを行う横浜市立大学医学部YDCの代表を務める。コロナ禍の2021年に入学。授業に行けない中「社会と関わる何かをやりたい」と入部した。小学校の校長を務め、地域の人に慕われ続ける祖父に憧れ、教員志望だったこともあり、授業をつくる活動に強く惹かれたという。医学生・看護学生の約80人で構成。約8割が女性だが、活動への参加率が高かったこともあり5年生の春から代表に。学校の教諭と打ち合わせを重ね、子どもたちのことを考えながら40分の授業を組み立てる。「学びの場を一緒につくる感覚が楽しい」。

 ○…平塚市出身。幼少期は喘息など病気がちで「点滴をすると楽になる。治るのってすごいなと思った」。医療ドラマ「コード・ブルー」を見て、医師が「かっこいいと思ったから」と医療を目指した理由はシンプルだ。高校まで地元の公立校に進み、面接を重視する同大の「特別公募制学校推薦型選抜」で現役合格を果たした。

 ○…小学校教諭免許や保育士の資格も取得。金沢消防団第7分団に所属するなど、地域活動にも積極的に取り組む。「学びは学校だけでなく家庭や地域にもある」と語る。昨年、社会教育主事講習にも参加。地域の中で人が自然と学べる環境をつくることに関心を深めている。

 ○…医師の仕事とは、医療の知識を伝えることで「国民の健康な生活を確保する(医師法第一条)」ことでもあると考える。「人生のステージとともに変化する課題に応じた学びが身近にある地域が理想です」。将来は救急医療や児童精神科など地域や子どもと関われる道を思い描きながら、今日も地域という広大な学び舎へ足を運ぶ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

金沢区・磯子区 人物風土記の新着記事

金沢区・磯子区 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS