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公開日:2026.03.26

杉田劇場
リコーダーで多世代つなぐ
今年で結成20周年

  • OB・OGも一緒になった演奏

    OB・OGも一緒になった演奏

 磯子区文化センター杉田劇場が拠点のリコーダーアンサンブル「杉劇リコーダーず」が、今年で結成20年を迎える。現在は小学生から80代まで世代を超えた約60人が所属。3月20日に15回目の定期演奏会を開き、満席のホールでリコーダーの演奏や、歌や朗読と演奏を組み合わせた特別なステージを披露した。

住民の声から

 同団体は「リコーダーのアンサンブルをやりたい」という地域住民の声をきっかけに、同館が開館した翌年の2006年7月に結成された。同館の前館長・中村牧さんが代表となり、リコーダー奏者の吉澤実氏=人物風土記で紹介=の指導のもと、区内のイベントやケアプラザなどでの演奏を展開。11年からは定期演奏会を開くだけでなく、東日本大震災支援として演奏会を通じた募金活動、北海道から沖縄まで全国各地での演奏旅行、コロナ禍での無観客の配信公演など、工夫を重ねながら各地でリコーダーの音色を届けてきた。

 今回の定期演奏会では、初演となる20周年委嘱作品「光の街路樹」などを演奏したほか、OB・OGも交えた合奏、朗読と映像とあわせた音楽物語なども披露した。最後のプログラム「ふるさと」は約300人の観衆も一緒に歌い、和やかに締めくくられた。

 「ゆっくり、無理なく教えてもらえたから続けられた」と話すのは、結成時から参加する山口満喜子さん(85)。60代で音楽経験もほとんどないところからのスタートだったが、「やってみると奥が深い。孫みたいにかわいい子もいて、人との輪が広がった。ステージも最初はどきどきするけど、皆でやるから頑張れる」と笑顔を見せた。

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