217系統 平日・土曜は9便に 減便して継続決定
横浜市交通局は、港南台駅と日野中央2丁目をつなぐ市営バス217系統について、減便の上、継続運行をする方針を固めた。
217系統は不採算を理由に廃止の可能性もあった路線。現行では平日・土曜・休日すべて1日13便の運行だが、今後は平日9便・土曜9便・休日6便となる。また、減便後は半年ごとに2回、その後は1年に1回乗客数を検証し、便数を増減するとしているが、最低便数として平日6便・土曜3便・休日3便は確保する。
同局は当初、最低便数の平日6便・土曜3便・休日3便まで減便する案を出していたが、地元住民から便数の減少は最小限に留めてほしいなどの要望が出されており、市側が配慮した形となった。また、利用促進を目的に、文房具店「一幸堂」付近に港南台駅方向のバス停を新設する予定だ。
減便の開始時期などは、県や国との手続き時期が不透明であるため、未定。ダイヤについても定まっていない。減便開始時期までは現行どおりの運行となる。
217系統の利用者が多い日野第三町内会の蛭川又一会長は「路線廃止の話もあったことを考えれば、減便はやむない。今後は増便できるように沿線住民に利用を働きかけたい」と評価。一方、毎日バスに乗り、保育園に孫を迎えに行くという65歳の女性は「乗りたい時間にバスがなくなってしまうと困る」と話していた。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|