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公開日:2026.05.22
葉山町在住の茂木みかほさんが 海と生き物の本「子どもと海あそび」(グラフィック社)を出版
葉山町在住で日本さかな専門学校(三浦市)講師の茂木みかほさん(47)=人物風土記で紹介=が、このほど「子どもと海あそび」(グラフィック社)を出版した。茂木さんは逗子・葉山の海を拠点に小学3年生〜6年生を対象とした生物観察グループ「おさかなラボ」を主宰。「この本が海で遊ぶきっかけになってくれたら」と期待を込める。
同書では、磯に生息する生き物の紹介をはじめ、捕まえ方や観察方法、そして最後は海に返すといった「磯遊び」の作法を伝授。また、貝殻拾い、漂着物を使った遊び、ビーチコーミングなど、砂浜での楽しみ方にもスポットを当てている。単なる遊びの解説にとどまらず、磯焼けなどの環境問題、海での安全対策、密漁防止といったルールについても言及しているのが特徴だ。
茂木さんは「安全管理の部分を徹底した。一般募集した『ヒヤリハット事例』のアンケート結果をもとに、専門家のアドバイスを掲載している。私自身が約15年の自然体験活動の中で見てきたケガやトラブルの対処法もまとめた。保護者や自然活動に携わる方々の一助になれば」と話す。
また、海辺で観察した生き物がバケツに入れっぱなしになっていたり、裏返した石がもとに戻されず生き物が死んでしまったりする現状を危惧。「自然への配慮を大切にする人が増えてほしい」と語る。
「子育て世代に読んで欲しい」
コロナ禍以降、屋外レジャーを楽しむ人が増えた一方で、海の近くに住んでいても、「磯遊びでのケガが怖い」「危険生物がよくわからない」などの不安を抱える人も多いと茂木さんは感じていた。自分の周りには「海が大好き」という子どもが多く、以前は「海が近ければ自然に海で遊ぶもの」と考えていたが、ここ数年は状況が変わってきたという。その背景には、親世代が「海での遊び方」を知らなかったり、子どもが週末の習い事で忙しく、自然に触れる機会が減ったりしている現状があった。
そうした折、約2年前に知人を通じて出版の機会が巡って来た。「ぜひ子育て中のお父さん・お母さんに読んでもらい、親子で楽しく海で遊んでほしい」と呼びかける。
定価1980円。一般書店で販売中。
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