港南区の下野庭小学校と小坪小学校の2校は、12月14日にさいたまスーパーアリーナで行われた「第41回マーチングバンド・カラーガード全国大会」の小学生の部・マーチング部門に出場。大編成の下野庭小マーチングバンド(=写真上)は「春の花」をテーマに「さくらさくら」や滝廉太郎作曲の「花」などを演奏し、金賞に。小編成の小坪小金管バンドBLUE ROBINS(=写真下)は「Rainbow after Rain」をテーマに「雨に唄えば」「Over the Rainbow」などを演奏し、銀賞を受賞した。
「春の花」テーマに
下野庭小マーチングバンドは、全国大会に今年で14年連続出場。金賞は2年連続9回目の受賞だ。今年は2年生から6年生までのメンバー69人の編成で、土曜日を中心に夏休みや平日の朝の授業が始まる前の時間を使って練習に取り組んでいる。
指導を担当する川端大介教諭は「ここ数年はクラシックの曲で構成してきたが、今年は日本の童謡・唱歌を中心に挑戦した」と話しており、「聴いたことがない」と言う児童も多かったという。「歌詞を朗読したり、全員で合唱をしたりと、いつもと違う練習にも取り組んで曲の理解を深めました」と川端教諭は話した。
大会を振り返って、児童たちは「今まで練習でも出せなかったくらいの力が本番で出せた」と笑顔で話していた。
音で虹を表現
小坪小金管バンドBLUE ROBINSは3年生から6年生まで総勢36人のメンバー。火曜から金曜までは朝練に取り組み、土曜は1日使って練習を積み重ねてきた。
ショータイトルの「Rainbow after Rain」は担当の浦野ますみ教諭が考えたもの。曲の構成も「雨が降り、嵐になるけど、虹が出るという展開になるよう選曲した。いいことが待ってるという前向きなメッセージを込めて」と話していた。
児童たちは「銀賞だったけど、皆の笑顔で『お客さんが感動するような虹を描こう』という目標は達成できたからよかった」と感想を話した。
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