港南区剣道連盟の大久保文雄会長(74)が昨年11月に全日本剣道連盟から剣道有功賞を受賞したことを受け、1月18日にブリーズベイホテルで祝賀会を兼ねた新年会が催された。当日は区剣道連盟の役員ら約70人が出席するなど、賑やかに行われた。
剣道有功賞は剣道の普及発展における功績が顕著であることが評価されて行われる表彰。大久保会長は神奈川県警察に剣道特別訓練員の第1期生として採用されて活躍後、各警察署や警察学校で剣道逮捕術の指導にあたってきた。現在でも区剣道連盟のほか、神奈川県警武道館において警察官らに稽古をするなど、各地で指導を続けている。
大久保会長は受賞について「今までやってきたことが認められてうれしい」と率直に感想を語り、祝賀会の出席者に感謝の気持ちを伝えようと鍔(つば)止めとそれを入れる巾着袋を手作りし、プレゼント。今後についても「勝負に走るのではなく、精神共に兼ね備え、正々堂々、正面から挑む『正しい剣道』を伝えていきたい」とその信念を話していた。
一方、区剣道連盟の今年の活動について大久保会長は、小中学生が楽しめる場としてグラウンドで一斉に行う野試合や、大人5人制の支部対抗団体試合を例年通り開催することなど、意欲的に語っていた。
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