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公開日：2016.10.06
京急メモリアル上永谷斎場
見学会で葬儀の知識を深め
個別相談で「不安解消」の声も
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葬儀についてのスタッフの説明を熱心に聴く参加者
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おくりびとで知られる「湯灌」も実演
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上永谷駅前にある総合斎場「京急メモリアル上永谷斎場」で９月25日、葬儀相談・見学会が開催された。葬儀の理解を深め、不安を解消してもらおうと毎年開催しており、今年で15年目。参加者は葬儀費用の相場など近年の葬儀について説明を聴き、個別相談ブースでは専門の相談員に具体的なアドバイスを受けていた。
「葬儀費用の相場は？」
葬儀の流れや近年の葬儀について学べると好評の「葬儀説明会」は同斎場２階のホール「菊」で開催された。地域住民を中心にシニアの夫婦や家族連れなど１３０人以上が足を運んだ。参加者の女性は「以前も参加したけれどお葬式は時代によっても変わるから。１年に１回勉強するいい機会になっています」と話していた。
現在は75％の人が病院で亡くなるといい、説明会では病院へのお迎えなど「その時」から葬儀までの一般的な流れについて、ポイントごとに留意点も挙げながら紹介。例えば死亡届には「本籍地」の記入が必要なため、「あいまいな場合は、事前に確認してメモしておきましょう」とのアドバイスもあった。
関心の高い葬儀費用については、「お布施など寺院費用を除いて減少傾向にあり、10年前には平均２３０万円ほどだったのが現在は１９０〜２００万円ほど。一般に参列者の減少が大きな要因」と説明。事前に葬儀場に見積もりを請求して比較する場合には、「セット費用に含まれる内訳の確認を」と呼びかけた。また入会金２千円のみで年会費の不要な「メモリー会」に入会することで斎場利用料（税抜20万円）が無料になる各種特典など同斎場のサービスについても紹介した。
葬儀説明会終了後には、おくりびとで一躍有名になり現在多くの人が希望するという「湯灌（ゆかん）」も実演して参加者の関心を集めていた。
心穏やかに過ごせるよう
「いざという時に考えて決めるのは大変だから準備しておかないと。丁寧な説明で分かりやすかった」という参加者の声もあった。
上永谷斎場では自治会館に出張しての葬儀説明会も実施しており、安井健師支配人は「『終活』という言葉と共に今では事前相談が一般的になりました。残された家族が穏やかに過ごせるようにと、準備をする人が増えています。自治会町内会単位での説明会も承っていますので、お気軽にご相談ください」と話す。
京急メモリアル 上永谷斎場
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横浜市港南区上永谷5-1
TEL:0120-594-432
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