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戸塚区・泉区 コラム

公開日:2026.05.21

第125話 ~戸塚にあった競馬場と馬頭観世音塔~ とつか歴史探訪

  • 馬頭観世音(小向厩舎内)

    馬頭観世音(小向厩舎内)

 昭和8年(1933)吉田町に戸塚競馬場ができました。昭和17年(1942)第二次世界大戦開戦後、戦時体制強化の為に軍用馬の訓練場となり競馬場は閉鎖され、同年戸塚競馬場は汲沢町へ移転します。

 汲沢町競馬場は昭和19年(1944)まで実施されますが、戦争の激化に伴い競走馬も徴用され、中止に追い込まれます。

 その後公営競馬場を作る計画により、昭和25年(1950)交通の便の良い川崎競馬場ができ、昭和29年(1954)汲沢町の戸塚競馬場は廃止が決まり、多くの人が夢を見た歴史が閉じられ、川崎競馬場に集約されました。

 川崎競馬場では現在「戸塚記念」というレースがあり、つながりを残しています。

 その川崎競馬場から離れた場所にある小向トレーニングセンター(小向厩舎)に、昭和26年にオープンした時に移設された戸塚競馬場にあった馬頭観世音塔が安置されています。他の塔も多数安置されている中に、大きな馬頭観世音塔です。裏側の文字は「戸塚競馬場・本馬場内周 一千六百米・全幅員 三十米・・・・昭和八年十二月・・・」などと掘られていて戸塚競馬場が昭和8年に開設されたことが読み取れます。

 戸塚から離れた小向の地に移り70年以上、馬頭観世音は馬と競馬関係者の健康と安全を今も見守っています。

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