港南区の下野庭小学校マーチングバンドが11月9日、「第54回マーチングバンド関東大会」の小学生の部に出場し、関東広域から集まった小編成部門23チームの中から金賞を受賞して全国大会への出場を決めた。全19校の強豪チームが出場する12月14日の全国大会でも金賞を目指す。
同校は全国大会に幾度となく出場しているマーチングの強豪校。楽譜に初めて触れる児童も多いが、今大会には全員が出場し、日頃の練習の成果を披露した。
編成変え出場
昨年まで50人以上の大編成部門で出場を続けてきた同部は、迫力ある演奏とパフォーマンスを伝統としてきた。だが、今年度の部員は47人。編成人数の制限もあり50人以内の小編成で出場し、伝統の迫力ある演奏とパフォーマンスを守り続けた。
担当教諭は「譜面や楽器の持ち方など、基礎からやることは大変なところもあるが、みんな一生懸命練習している。保護者の支援の力がとても大きくありがたい」と話す。今年のマーチング曲のテーマは古事記、曲のイメージに合わせて着る衣装もすべて保護者の手作りだという。
部長の清水結莉さんは「練習では連符や強弱などが難しかったが、たくさん練習をして演奏できるようにしてきた」と話す。副部長の羽田丞希君は「小編成は大編成と比、べて参加チームが多く勝ち抜くことが難しかったが、関東大会での演奏には自信があった。目指すのは金賞」と自信を見せた。
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