栄区の本郷小学校(山崎浩一郎校長)で7月8日、インドネシアの民族音楽「ガムラン」の体験授業が行われ、4年生の児童たちが合奏体験で異国文化にふれた。
文化庁の委託事業として行われたもので、本郷小にはガムラングループ「トゥラン・ブーラン」を主宰する櫻田素子さんらが講師として訪れた。ガムランは独特な響きをもつ鍵盤打楽器や打楽器を使う音楽で、児童たちはそれぞれ担当楽器のレクチャーを受け、音を体感した。
また授業の仕上げとしてグループごとに合奏も披露し合った。サプライズでバリ島の仮面舞踊で親しまれている魔物「ジャウク」が登場すると、児童たちは驚きながらも一緒に踊りを楽しんでいる様子だった。
プロのガムランの演奏にもふれた子どもたちは「とても速いテンポになっているのにぴったり合っていて、ジャウクさんの動きに合わせているのが印象的だった」と感想を話した。
講師の櫻田さんは「普段あまり目にすることのない楽器だと思うが、子どもたちが実際にふれてみて自分で鳴らすことで感じるものがあるはず。音楽だけでなく踊りも含めて、世界観を味わってもらえたら」と語った。
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