神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2022年8月4日 エリアトップへ

横浜市 レシート活用で20%還元 食料品やガソリンも対象

経済

公開:2022年8月4日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は8月下旬、市内の店舗で購入した商品のレシートの金額に応じて20%分をポイントなどで還元する経済支援策「レシ活VALUE」をスタートさせる。幅広い世代が公平に利用できるよう参加方法を多様化し、その周知を強化する方針だ。

 原油価格や物価の高騰に直面する市民や事業者を支援するのが目的。対象は市内居住者で、利用できるのは飲食店を除く市内の店舗で購入した食料品や日用品、衣料品などのほか、ガソリンも対象。但し商品券などの金券や公共料金の支払いは対象外となる。

 レシート1枚当たり利用上限金額は3000円(還元額上限600円)。ガソリンの場合は5000円(還元額上限1000円)。11月30日までの期間を通し、1人当たり3万円(利用金額15万円)が上限となる。

「公平な利用」促進へ

 還元を受けるには基本的にレシートをスマートフォンの専用アプリを通じて投稿する。

 ただ、飲食店支援のため市が4月まで実施した同様の事業「レシ活」では当初、参加者層の偏りや周知不足による利用の伸び悩みがあった。そのため今回のキャンペーンでは幅広い年齢層が利用しやすい公平な制度設計を進める方針。コールセンターを設置するほか、スマートフォンの扱いが不慣れな人を対象にアプリでなくレシートを郵送で受け付け、口座に現金を振り込む方法を検討している。

 また商店街などと連携し、アプリの利用サポートを行う協力店を設置する予定。周知方法に関しては、デジタルデバイスを使わない人たちの目に届くようにチラシや広報誌など紙媒体の利用を強化し、幅広い世代にPRしていくという。

 市経済局商業振興課の担当者は「市民生活の支援は元より、より多くの消費を促し横浜経済の復興にもつなげていきたい」と期待を込める。

 市は7月末にアプリを運営する事業者を決定し、8月にキャンペーンの詳細を発表する予定。飲食店対象の「レシ活」も同時期から第2弾を開始する計画だ。

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

市歴史博物館にマルチシアターが登場

市歴史博物館にマルチシアターが登場

4月29日、改装した歴史劇場の再オープンで

4月24日

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月24日

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

5月12日までスケーター推薦のグルメを味わえる

4月24日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook