今年10月に創立100周年を迎える中区の横浜市立立野小学校(大内美智子校長/児童数714人)でこのほど、児童らが作成した記念の横断幕が完成し、18日に山手駅そばの校舎脇フェンスに掲示された。
立野小学校は明治44年4月に元街小学校、北方小学校の校舎の一部を借りて「横浜市尋常高等学校立野小学校」として開校、翌年5月に現在の地に校舎が完成した。その後、関東大震災で校舎の一部が倒壊したり、横浜大空襲で校舎が全焼するなど苦難の時代を経て、戦後は高度経済成長や根岸線の開通によって児童数も増え、地域とともに発展してきた。
今年10月には創立100周年の記念式典が行われる予定で、それまでにも様々な取り組みが行われる。このほど完成した横断幕(写真上)は、教職員の呼びかけで、「マンガイラスト図工クラブ」の児童20人が昨年10月から制作に取り掛かり、2月に完成したもの。本来は3月中に掲示する予定だったが、震災の影響で今月18日に延期された。
また、100周年のキャラクターも全校生徒にデザインを募り、投票によって今年3月に卒業した岡澤朝輝(さき)さんが書いたキャラクターが選ばれた(写真下)。
同校では「保護者や地域の皆様にもご協力頂きながら、100周年をお祝いできるよう今後も準備を進めていきたい」と話している。
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